断酒のすすめ
家族の方へ
体験談
相談窓口
埼玉県断酒新生会とは
例会日程・会場
ディスクロージャー
埼玉県断酒新生会HOMEへ
 
社団法人
埼玉県断酒新生会
 
〒349-0217
埼玉県南埼玉郡白岡町小久喜318
TEL:0480-92-0839
FAX:0480-38-7255
 


全日本断酒連盟
体験談
お酒をやめ続けるには、体験談を聞き、酒害体験を話す事が一番の薬です。
高橋 一夫

選ばれた人

二十年間飲んでいた酒を止めて一年が経ちました。妻は良く「そんなに飲むと、体を壊して大好きなお酒が飲めなくなるよ。」と言っていましたが、飲んでいる時はまさか自分が飲めなくなるとは夢にも思いませんでした。

昨年、飲酒による不祥事で懲戒処分を受け、職場が勧めるアルコール専門治療が始まりました。自助グループにも足を運びますが、ただただ職場復帰の為にと意地だけで参加していましたので、人の話は全く耳に入らず他人との違い探しばかりしていました。今、振り返ると当初の記憶がなく無駄なエネルギーを注いでいたと思います。

「酒なんて簡単に止められる。職場復帰さえ果たせたら、断酒会なんて必要ない。」腹の底でそんな事を思っていましたので、そんな状態では仕事に戻れるはずもなく、自暴自棄になり三月中ばに自殺を図り入院生活を送りました。入院中に再び断酒会に自ら足を運ぶ中で、偶然にも妻の命日が同じ日だという大先輩に出会い叱咤激励を受け、私にとって大きな転機となりました。少しずつですが他人の話に耳を傾けられる様になり、共感と呼べるようなものを覚える事が出来ました。それまでは自分自身の考え方に愕然としましたが、過去ばかりに囚われて足踏み状態を続けていた事に気付くことが出来、長いトンネルからようやく抜け出せたような気がしました。

去年、専門治療が始まる前にある医師にこう言われました。「選ばれた人になって下さい。」と。この言葉を理解出来るまでには時間が掛かりましたが、自分でもそうなりたいと望むようにもなりました。死ぬまで断酒という長い道のりですが、家族の為、他界した妻の為にも酒と縁を切る人生を歩む事が、何よりの自分自身の為だと信じて諸先輩方を良きお手本とし、断酒会の輪から離れないよう頑張っていきますので、宜しくお願いいたします。

 

M.E

断酒会に入ってから

 

 私はアルコール依存症で、精神科に入院するまで「断酒会」という存在どころか名称すら知りませんでした。

 

 入会申し込み用紙を書いたその日に再飲酒してしまい、たった2日間で入院前のようなひどい状態に戻ってしまい、どうしようもない有様でした。

 その間、何度となく仲間から連絡をいただいていましたが「また元戻ってしまった」という後侮と気まずさで電話に出られず、やっと話に出たときに「大丈夫だから一緒に断酒例会に行こう」と励まさ一緒に行ってもらう始末でした。

 

それからは、いつも仲間の皆さんと断酒例会に出席させてもらってました。

そんな中で、いつのころからか、忘れてしまった人の暖かさというものを思い出させてもらいまた。

断酒を始めて半年以上が経ち、アルバイトもできるようになり、形だけは少しずつですが本来あるであろうという生活に近づいてきているように思います。

 asagao.jpg

 今まで「自分勝手」と「自由」、「自分を大切にする」ことと「自分を甘やかす」ということを、ずっと履き違えていきてきた分、これからはお酒で失ったもの以上に新たに学ぶことが多いと思います。

 今思えば、身体的にはどんな痛い目をみても何の危機感もありませんでしたが、さすがに再飲酒してしまった時は、気持ちの上でとても痛い目を見たと思います。同時に仲間に助けられた、ありがたみを忘れずに生きていこうと思いました。

 

未だ、一方的に助けてもらうばかりで何もできない私ですが、断酒会を、そして仲間を大切にして、たくさん学んで、日々をすごしていきたいと思います。

 断酒会と出会ってなかったら、きっと今の私はなかっただろうと思いす。

 

これからもよろしくお願いします

 

 

 

 

 

宮原 義一

サラリーマン

taiken_img01.jpg 酒を飲みはじめの頃、友人数人と近くのスナックに行く途中、交差点の反対側に、べ口べ口に酔っ払った中年のサラリーマンが、千鳥足でフラフラして挙句の果てに座り込んでいた。その時は、まだ数時間後に起こる事を何も分からなかった。

 そしてスナックで楽しい酒を飲み、盛り上がり、さんざん飲んで酔っ払い、いい気分で店を出た、までは記億はあるが、その後の事を点々としか覚えていない。服の所々に吐いたと思われる汚れが、色々な所に汚れがついている。何?誰かに襲われたのかな?いくら考えても分からない。あまり聞きたくなかったが、友達に聞いた所、昨日のサラリーマンと全く同じ事をしていたらしい。恥ずかしさとみじめさでいっぱいでした。

 昨日、飲みに行く時に見たサラリーマンは、自分自身だったのか。これからアルコール依存に向かって酒を飲み続けていく自分への警告だと受け止めるべきだったのかと・・・。

 それからは、何事も無かったかのように酒を飲み続け、アル中街道を走り続け、30歳を過ぎた頃には夕方になると、手が震え、自分の名前も満足に書けないアル中になっていた。

 それでも性懲りもなく、手の震えなしか別に気にせずに飲み続けていたが、それだけではなかった。飯は食べられない、立ちくらみ、寝汗もかく、身体中の筋肉がこむら返りして動けなくなる。色々な状態になった。

 そしてはじめての内科入院。そこで幻聴、幻覚を体験しましたが、酒を止める気も無く、入院中から飲みはじめていた。

 退院後、再び元の状態に戻るのは早かった。再び幻聴で自分でどうにもならず、アルコール専門病院へ入院。その後、二度入院を繰り返し、その中で教わった断酒会ヘと通じて、少しづつですが、酒を飲まずに生活していく大切さ、仲間たちと一緒に酒を止めていく大切さを教わった気がします。これからも会に参加し、共に断酒し続けて行きたいと思います。